Apr 07

かかしで村おこしをする

かかしは突っ立っているだけのようだが、農家にとっては神と考えられている存在であるらしい。昔は今ほど農業の技術も進んでいなかったから、お米の1粒を守るということがとても大事なことだっただろう。現在ではそれほど大きな意義がないかもしれないが、かかしというのは決して馬鹿にできる存在ではないのだな。
かかしというのは人の姿を模している。だから地方によっては有名人そっくりなものを作り、それを集めることで観光資源として活用しているところもあるんだそうだ。現在は田んぼに色の違う稲を植えて地上絵を作ったり、自由に立ち入れる田んぼを作ったり、かかしに限らず、農業を利用した観光資源が増えてきたらしい。
かかしは農作物を鳥獣から守るという目的があるわけだが、素朴な作りには独特の愛嬌があって、見ているだけで心がなごむ。聞いた話では鳥、特にカラスなどは賢いからすぐに慣れてしまうんだそうで、本来の目的はなかなか果たしにくいらしい。だからといってかかしの独特な存在感がなくなって欲しいと思う人はいないだろう。

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